【YouTuber】アブ引退・てんちむ引退・その理由や復帰の可能性は? ゲーム実況界に見る「好きなことで生きていく」とは
アブさん引退
チャンネル登録者130万人を超える大人気ゲーム実況者のアブさんがYouTuberの引退を宣言した。
理由としては今までアップロードした動画1427本に全て広告が付かなくなってしまった。とのこと。
アブさん引退の理由は?
ユーチューバーは自身の動画に広告を掲載することで、収益を得ている。今回の引退発表は、この収益源が絶たれたことによるものだ。
一部では、「お金のためにゲームをプレイしているのか」「応援しているファンはほったらかしか」などという意見もあるが、個人的には的外れな批判だと思う。
広告が剥がされた原因としては、「芸能人の画像をサムネイルに使用していること」「故意に文字化けさせた動画タイトルがあること」「マリオなどのキャラクターに不健全な行為をさせたサムネイルがあることなど」、様々な憶測が飛び交っているがはっきりとしたことはわかっていない。
また、広告が掲載されなくなったことを引退理由としてはいるが、当チャンネルでは、広告収入とは別に「スポンサー収入」も得ている。加入者はどれほどかはわからないが、ファンが1人加入するにつき490円の収益が発生する。
チャンネル登録者130万人ともなれば、動画に広告が付かなくとも、スポンサー収入だけでかなりの収入になると思われる。
ちなみに、アブさんが飼っている犬動画の「シバチャンネル」シバチャンネル - YouTube
サブチャンネルの「アブ LIFE」アブ LIFE - YouTube
などは広告がしっかり表示されていることが確認出来た。
大物YouTuberということで年収や月収が気になるところだが…
今までの累計再生数から見るに、活動約4年半で少なくとも1億1500万円以上は広告収入を得ていると思われる。動画が長尺なものが多いので、かつては広告が沢山ついていたとすれば、2億とか3億とか行ってても不思議では無い。
ニコニコ動画に有料チャンネルも持っているので、そちらの収入もかなりあると思われる。
アブさん復帰の可能性は?
そもそもYouTuberというのは、自分で話題を作って注目を集めるのも仕事の一つなので、この引退発表が本当のものかどうかも疑心暗鬼なところではある。
ただ、本人も、会社員で部長であると発言していることから、専業YouTuberでは無い。もし、今までの収入で満足しているのならば、このままフェードアウトというのも十分に考えられる。
ゲーマーな私からすると、ゲームをプレイしてお金を稼いでいる「まさに憧れの人」だったので、今回の引退発表は色々考えさせられるところがある。
ゲーム実況者はオワコンか?
他の有名なゲーム実況者、レトルトさんやキヨさん・ポッキーさんなどを見てみると、特に問題無く広告が付いていた。
彼らの動画にもいわゆるギリギリを攻めたサムネイルなどはあるが、広告は普通に付いていた。
YouTubeの運営体制はかなり不透明な部分が大きく、一見問題なさそうなチャンネルでもいきなりBAN(チャンネル強制削除)や停止処分などがなされたりする。
特にここ数年は、海外YouTuberのローガンポールさんが富士の樹海で死体を撮影して大炎上したことなどにより、動画の表現への規制がますます厳しくなってきている。
また最近のYouTubeは、チャンネル登録者106万人のレペゼン地球さんがBANされたり、ワタナベマホトさんが過去動画を100本以上削除したり、KAZUYAchannelさんが一時BANされたり、imigaさんやSTスタジオさんのチャンネルが削除されたり、虎ノ門ニュース(DHCテレビジョン)がスパムと欺瞞的行為のポリシー違反を受けたりなど、人気ユーチューバーが次々とYouTubeの規制の対象となっている。
てんちむさんもゲーム実況を引退していた
てんちむさんは、2018年9月30日にゲームチャンネルの更新を停止すると発表。理由としては、大きく次の2点。「チャンネルが大きくなるにつれ、自分が楽しむかよりも回りからどう思われるかを気にするようになってしまった」・「好きで始めたゲームチャンネルなのに、”やらなきゃならない”という義務感やプレッシャーを自分で勝手に感じるようになってしまった」。
このことから、「ビジネスゲーマーになるくらいならやめてしまおう」と決意したそう。
「好きなことで生きていく」の難しさ
YouTubeのチャンネル運営が上手く行けば、月収や年収はかなりのものになる。しかし、これからYouTuberとして食っていきたいとしても、それ一本だとかなりリスキーだ。
よくわからない理由で突然 広告が付けられなくなったり、チャンネル登録者が100万人居るような人気チャンネルでもいきなりBANされたりもする。
ユーチューバーとしては、複数のチャンネルを運営したり・グッズ販売をしたり、もしくは私のようにブログを運営したりなど、収入源のパターンをいくつも持っておきたい。
また、チャンネル運営が上手くいき、一時的にお金の不安が無くなったとしても、今度は人気に対するプレッシャーやモチベーションといった問題が付きまとってくる。
YouTuberという仕事は、夢もあるが活動し続けることへの障害も多種多様でなかなか難しい職業でもある。それでもこの目標を諦めはしない。今でも私は好きなことで生きていきたいと思っている。
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