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【575オンライン】有名な俳句

575オンラインにハマったので、有名な俳句をまとめてみました。

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有名な俳句

古池や蛙飛こむ水のおと (松尾芭蕉

俳句と言えば、誰もがまず思い浮かべるのがこれではないでしょうか。

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 (正岡子規

 これも有名。

閑さや岩にしみ入蝉の声 (松尾芭蕉

「閑さ」は「しづけさ」ではなく「しづかさ」と読みます。

目には青葉山ほとゝぎすはつ松魚 (山口素堂)

 

痩蛙まけるな一茶是に有 (小林一茶

「是に有」は「ここにあり」ではなく「これにあり」と読みます。

菜の花や月は東に日は西に (与謝蕪村

月は東に日は西に」というフレーズは色んなところで使われていますね。

 

春の俳句

梅が香に のっと日の出る 山路かな  (松尾芭蕉

意味:太陽の日の出が、山道で香る梅の花の匂いに誘われて、のっと昇ってくるようだ。

春先の夜明けを表した芭蕉の有名な俳句です。

夏の俳句

薄月夜 花くちなしの 匂いけり (正岡子規

意味:月の光が曇りでぼんやりと見える夜に、くちなしの花の匂いを感じた。

秋の俳句

うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ (良寛

死にゆく自分を紅葉に例えている、良寛の有名な俳句です。

冬の俳句

うまさうな 雪がふうはり ふわりかな (小林一茶

意味:雪がふわりふわりと美味しそうだ。

恋の俳句

虹たちて 忽ち君の 在る如し (高浜虚子

意味:虹を見て、君が側に居るような気分になった。

虹を見てわくわくした気持ちと、恋人が近くに居る気持ちがまるで同じようだと詠んだ高浜虚子の有名な俳句です。

現代の俳人と有名な俳句

現代で有名な俳人の一人、池田澄子さんを紹介します。

池田澄子:1936年、鎌倉生まれ。平成元年に第36回現代俳句協会賞を受賞。語りかけるような、口語俳句と呼ばれるものを得意とする。

「じゃんけんで 負けて螢に 生まれたの」

「定位置に 夫と茶筒と 守宮かな」

「セーターに もぐり出られぬ かもしれぬ」

「恋文の 起承転転 さくらんぼ」

ホトトギスの俳句(織田信長豊臣秀吉徳川家康

鳴かぬなら 殺してしまへ ほととぎす 【織田右府(織田信長)】

鳴かずとも 鳴かして見せふ ほととぎす 【豊太閤(豊臣秀吉)】

鳴かぬなら 鳴くまで待てよ ほととぎす 【大権現様(徳川家康)】

戦国時代の有名な武将(三傑)の性格を表すのに用いられる、ホトトギスの歌。

それぞれの性格を的確に表している。

 

「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス

織田信長からは凶暴さが、

 

「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス

豊臣秀吉からはテクニシャンっぷりが

 

「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス

徳川家康からは、気長さがそれぞれ感じられますね。

 

ちなみに、

鳴かぬなら 放してやろう ホトトギス (明智光秀

というのもあります。