YouTubeでチャンネル登録者がほぼ0人から、チャンネルの運営方針を大きく変えて再スタートを切った私のチャンネルですが、その後、約1ヶ月でチャンネル登録者が1000人を突破しました。
これで収益化基準に達したわけです。
youtuberとなり収入を得るためには、YouTubeパートナープログラムの審査に合格する必要があります。その条件として、「チャンネル登録者数が1000人以上」と「過去12ヶ月間の総再生時間が4000時間以上」この2つがあります。(2018年2月時点)
- 1.友達にオススメ出来る動画か?
- 2.視聴者と会話する
- 3.視聴者が参加出来る動画
- 4.テーマ・動画の構成・投稿頻度などがブレてないか
- 5.視聴者層を明確にしているか
- 6.動画投稿を続けられるか?
- 7.動画のタイトルや説明欄は適切か?
- 8.どの動画から見ても楽しめるか?
- 9.コラボレーションは最強
- 10.何よりも自分が楽しむことが一番大事
今回は、私が大きく成長出来るきっかけになった動画を元に、チャンネル登録者1000人を超えるために必要な考え方を紹介します。
これは、YouTube公式が運営している動画製作者向けチャンネル「YouTube Creator Academy(クリエイターアカデミー)」が出している「YouTube の基本 10 か条(フルバージョン)」という動画です。
英語なので字幕で見ましたが、自分なりに解釈すると以下のようになりました。
1.友達にオススメ出来る動画か?
友達や家族など信頼出来る人からの口コミは絶大な効果があります。また、SNSでシェア(共有)したくなる動画か?ということを考えて、動画制作をすることも大切なことです。
動画を作ってそれを1人が見てくれたとしても、それは1再生で終わってしまいます。
高い技術力を持ってして作った動画なら自然と拡散されますが、そこにはシェアするための確かな動機があるはずです。
人気トピックを扱っているか?笑えるか?感動出来るか?何かの役に立つか?これらを考えてみてください。
人におすすめしたくなる動画を作れているかが大切です。
私は特に「笑える動画」をシェアしたくなります。
2.視聴者と会話する
視聴者に直接語りかけて絆を深めましょう。
YouTubeのことを多くの人は動画共有サイトだと考えがちですが、私はSNSなどのコミュニケーションツールに分類されるべきだと思っています。
視聴者はお気に入りのYouTuberを友達のように感じます。時には名前で呼びかけてみるのもいいでしょう。
有名YouTuberはリスナー(視聴者)のことを特別な名前で呼んでいたりしますね。
- Fisher’s(フィッシャーズ) → ウオタミ
- 水溜りボンド → ボン人
- おるたなチャンネル → おるたなー
- スカイピース【イニ(仁)】 → じんクラ
- スカイピース【テオ】 → テオファミ
- キズナアイ → キズナー
これらも親しみやすさや呼びやすさを高めるためのものだと思います。
ボイスロイド・ゆっくり実況・バーチャルYouTuberなどを取り扱ったチャンネルでも視聴者に向かって語りかけています。セリフだとわかっていても視聴者は喜ぶのです。
3.視聴者が参加出来る動画
視聴者は動画に参加出来ますか?
質問コーナーは効果的です。特にはじめしゃちょーさんの質問コーナー動画の作り方は大変参考になると思います。
YouTubeで「質問コーナー」と検索して、再生数順に並び替えた結果
また、コメントの意見を取り入れたり、今後のアイデアを募集してみたりするのもよいでしょう。その際、採用したコメントはしっかり投稿者を記載すると、視聴者はより参加している感を味わえます。これは視聴者とチャンネル両方のメリットになります。
4.テーマ・動画の構成・投稿頻度などがブレてないか
そのアイデアに芯は通っていますか?
人気YouTuberの多くは「成功には一貫性が欠かせない」と言います。
一貫性と言っても様々あります。
投稿頻度
投稿スケジュールを守り決まった曜日に公開し、視聴者に「自分の動画を見ることを」生活リズムに組み込んでもらいましょう。
チャンネルトップのバナーに「毎週金曜日7時に投稿」や「毎日投稿」などと掲載しているチャンネルは多くありますね。
ゲーム実況者ポッキーさんのチャンネルバナー ポッキー / PockySweets - YouTube
顔やキャラクターの一貫性
同じ人や同じキャラクターが出演していると視聴者は親近感や安心感を覚えます。
顔出しのYouTuberはもちろん、ゆっくり実況者さんなんかも「顔の一貫性」がありますね。
ゆっくり実況といってもゆっくり霊夢などを使うのでは無く、オリジナルキャラクターを使っているので独自性と顔の一貫性が際立っているたくっちさん。
これはグループ系のYouTuberより、1人でチャンネル運営している個人YouTuberの方が顔を覚えてもらいやすい(有利な)ように感じます。
番組の構成
同じオープニングを使う、同じキャッチフレーズを使う(ブンブンハローユーチューブなど)、同じ動画構成(エンディングでじゃんけんをする)などです。
テーマの一貫性
そのチャンネルは何を扱っているチャンネルなのか。人気チャンネルのほとんどは明確なテーマのもとにチャンネル運営がなされています。
5.視聴者層を明確にしているか
ターゲット層を明確にしていますか?
始めての動画は1人でも多くの人に見てもらいたいと思うものですが、視聴者層を絞った方が効果的な場合もあります。
やってみた・料理・ペット・ゲームなど何でも構いません。
チャンネル・シリーズ・動画いずれかのレベルで視聴者層を絞ったほうが効果的です。
視聴者層を明確にした方が視聴者の心を掴む力は強くなります。
ブランドやコラボレーションを考える時も、視聴者層を明確にするべきでしょう。
自分の動画をどの視聴者層に見てもらいたいか、まだコンテンツの少ない動画ジャンルは無いかなども合わせて考えましょう。
6.動画投稿を続けられるか?
そのコンテンツは続けられるジャンルですか?
チャンネルの成長と維持には時間がかかります。
クリエイターの中には300週(約6年)連続で動画を公開している人もいます。
予算・ネタ、そしてあなたのモチベーション、これらはとても大切です。
「1日に3話撮れなければそのアイデアは捨てます」と言っているクリエイターも居ます。
これは一度に何本も撮影して少しずつ公開する「まとめ撮り」という手法です。
YouTuberとして長く活動するためには、楽に撮影出来るアイデアを探しましょう。
複数エピソードのまとめ撮りやメイキング動画の作成など制作の効率化もよい方法です。
じっくり作ることも大切ですが、ファンを飽きさせないために手軽なアイデアも持っておきましょう。
あなたにとってシリーズ継続の壁は何ですか?
それはどうすれば乗り越えられますか?
7.動画のタイトルや説明欄は適切か?
あなたの動画は検索や関連動画で見つけられますか?
検索トピックには大きく分けて2種類あります。
流行の話題と不変の話題です。流行の話題とは例えば、選挙・祝日関係(バレンタインやクリスマス・正月など)・大ニュース・スポーツイベント(オリンピックや日本シリーズなど)です。
大きなポップカルチャーイベントは、新たな視聴者の獲得に大いに役立ちます。
流行を上手く取り入れて波に乗れば、関心を持つ多くの人に見てもらえます。
不変の話題の代表はハウツーもの(ネクタイの結び方など)です。ポップカルチャーにも息の長いものはあります。アンパンマン・ワンピース・マインクラフト・初音ミクなどです。
こうした不変の話題の最新情報も視聴者を呼び、視聴回数や登録者が増加します。
不変の話題をYouTubeで探してみてください。
8.どの動画から見ても楽しめるか?
新しい視聴者も簡単に全エピソードを楽しめますか?
最初の数話を見逃したテレビドラマが理解出来なかった経験は無いですか?
初めてでも楽しめることが重要です。検索やリンクから来た人はどの動画から見るかわかりませんし、最初から見てくれるとも限りません。また、あなたのチャンネルを知っているとも限りません。そうした人たちを戸惑わせないようにしましょう。新規の視聴者でも理解出来るよう構成を考えてください。
動画の内容が何パートにもまたがる場合、方法はいくつかあります。
例えば、エピソードの「まとめ」を作る。ゲーム実況であれば
などが象徴的です。
新規視聴者が赤髪のともさんがどういう動画を作っているのか、ひと目でわかるようになっています。
また、終了画面で1話にリンクしたり、動画説明欄に動画のリンクを貼ったりしてもいいでしょう。動画内で「Part1から見て」などと呼びかけたり、「前回までのあらすじ」を動画の導入に使ったりするのも効果的です。
あなたの動画は新しい視聴者にもわかりやすいですか?
9.コラボレーションは最強
他のYouTuberを紹介しましょう。
独自のファンがいるクリエイターと組めば登録者を素早く増やすことができます。
お互いにゲストとしてコラボ動画を作れば、新しいユーザー層に出会えます。彼らは既にYouTubeに詳しい人達です。評価やコメントの仕方も心得ています。気に入ればチャンネル登録してくれることでしょう。
1本のコラボで万単位の登録者が増えたケースもあります。
遠くに住んでる人でも映像を送ってもらえば交流できます。
コラボで活発なコミュニティと親しくなれます。
新しい友達が作れるしクリエイター同士分かり合えます。
コラボする際のアドバイスが2点あります。
視聴者層がよく似た相手を見つけること
例えば料理とゲームではあまり効果は出ないかもしれません。
コラボ相手の視聴者層をよく考えましょう。
コラボ相手に出演してよかったと思ってもらうこと
それがプロモーションの動機になります。好意的に紹介しましょう。
気に入れば積極的に宣伝してくれるでしょう。
コラボは新しいファンと出会う大きなチャンスです。
10.何よりも自分が楽しむことが一番大事
自分が楽しめものを作っていますか?
多くのYouTuberは、モチベーションの維持こそ最も大切だと言います。
有名YouTuberはどうでしょうか?動画への情熱で満ち溢れている人がいます。
情熱を持っていればカメラ越しでもマイク越しでも伝わります。
また、好きなことを取り扱っているなら動画制作も楽しいものとなるでしょう。
心踊るようなアイデアと言えば、歌・絵・ダンス・ゲームなどはどうでしょう。
こうした趣味などいくらでも話せる大好きなことを探しましょう。
まず自分が楽しめること。視聴者はその次です。自分が楽しめるものを作ってください。
いかがだったでしょうか。
このアドバイス得て私は、人が見て楽しめる動画を作り、チャンネル登録者1000人に到達したわけです。
ちなみに、顔出しの有無や男女、動画のジャンルなどにもよるとは思いますが、チャンネル登録者1000人の目安は総再生数20万再生程度だと思われます。私がそれくらいでした。
※女性ならもっと再生数少なくても1000人行ってたりもする
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